株価が大暴落した3つの歴史

ブラックサーズデーとも呼ばれるウォール街大暴落

ウォール街

ウォール街大暴落とは、1924年の10月24日に発生した、アメリカを発端として世界的な株価の大暴落が起こった出来事です。1924年の10月24日が木曜日だったことから、ブラックサーズデーとも呼ばれています。ウォール街大暴落は第二次世界大戦が勃発する原因になったともいわれていて、株価暴落は戦争の原因となることを歴史的に実証した事件でもあります。ちょうどこれより少し前に第一次世界大戦が勃発し、その結果ヨーロッパの町は深刻なダメージを受けて復興に膨大な物資が必要となりました。イギリスとフランスは戦費を賄うためにアメリカから借金をせねばならず、その借金返済のために敗戦国のドイツに多額の賠償金を請求することになりました。

その結果ドイツでは大量のお金を刷ることになって異常なインフレとなったのです。これらを解消すべくアメリカはヨーロッパ各国の支援に乗り出します、その結果、アメリカ国内の経済は好調になっていき、空前の株式投資ブームが起こりました。しかしヨーロッパの復興が進んで株価が低下し始めた途端に投資家が株を一気に売りに出した結果、株価の大暴落が引き起こされることとなりました。

世界中の投資家を震撼させたブラックマンデー

株価暴落のイメージ画像

世界的な株価の大暴落事件の中でも特に知名度が高いのがブラックマンデーです。ブラックマンデーでは、これまでにないような株価の下落を記録し、世界中の投資家たちを震撼させました。この暴落の背景には、当時のアメリカの財政赤字や貿易赤字が拡大傾向にあるだけではなく、ドル安によってインフレとなる懸念があったことがあります。しかしそれ以上にブラックマンデーを引き起こすこととなった最大の要因は大口投資家がこぞってプログラム売りをしたことです。プログラム売りが発生したことで大量の株が一斉に売られ、それを不安視した投資家が株を売るという連鎖反応が引き起こされた結果、株価が大暴落しました。

住宅バブル崩壊がきっかけのリーマンショック

記憶に新しい株価の大暴落といえば、「リーマンショック」ではないでしょうか。リーマンショックはアメリカの証券会社、リーマンブラザーズが扱っていた「サブプライムローン」という低所得者向けの住宅ローンによって発生した「住宅バブル」が崩壊したことによって発生した株価の大暴落で、リーマンショックによって世界中からなんと400兆円もの資産が消えたと言われています。

このように、株価の大暴落というのはいつ発生するかわからないものです。株価の大暴落から自分の財産を守るためには、世界の経済状況の把握のほかにこれまでの大暴落の状況をよく理解し、危険を察知する能力を磨かなければいけません。これらは株式投資を続けていても身につけることが出来ますが、投資顧問が居ることによって売りの時期を相談することができ、より的確な時期に自分の株を売りに出すことが可能になります。

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