アフィリエイトのリンクの文字って、昔は変更可能だったんですが、今は原則禁止となっているみたいですね。
特に楽天はいち早く規約を変更して、画像リンクだけではなく、テキストリンクを貼ることとなりましたが、もしもやアマゾンなど一部リンクの文字変更が可能なASPもあります。
今回は、アフィリエイトのリンクの文字を変更するのがなぜNGとなるのか、理由などご紹介します!
アフィリエイトのリンクの文字を変更するのがNGな理由
アフィリエイトのリンクの文字を変更するのがNGな理由を以下にご紹介します。
アフィリエイトは広告の一種なので、広告主の売り上げに影響する行為はNGで、自己責任だけでは済まない可能性もあるため、禁止されていると思ってください。
それでは、NGな理由などご紹介します。
景品表示法に抵触
アフィリエイトでは、景品表示法を準拠することが決められており、景品表示法では「商品・サービスの品質・価格などを著しく偽って表示しないこと」などの目的があります。
なので、リンクのテキストの改変はもちろんNGで、記事の内容を見ても「裏付けとなるデータがないのにNo.1などと誇大表現をする」や「100%痩せます!などの実証がない誇大表現」も違反対象です。
もし、誇大表現をして記事を書いた場合、書いてある内容と違うじゃないかとクレームがつきますが、クレームの対象は広告主になってしまうので、記事を書いた本人だけの問題ではありません。
なので、リンクの改変を禁止することで、クレームが来るなどのリスクを減らしているんですね。
クリック率・EPCなどの指標を正しく計測できない
ASPなどでは、広告ごとに「クリック率」や「EPC」を計測してるため、広告を貼る人が勝手にリンクの文字を変えると、計測が正しく行われなくなります。
ちなみに「EPC」とは「1クリックあたりの発生報酬額」を指し、例えば、広告が100回クリックされて5,000円の報酬が発生した時のEPCは「5,000円÷100回 = 50」です。
勝手に文字を変えてしまうと、このEPCの計測が正確にならないため、せっかくリンクから商品が売れたとしても、売れてないと表示されるので、広告を出す側としてもマイナスの結果しか得られません。
もしもアフィリエイトは例外?
画像引用元:もしも 公式
もしもアフィリエイトでは、テキストリンクの文字を変更するのはOKですが、原則的には非推奨です。
なので、もしもアフィリエイトに関して言えば、タグの書き換えは問題ないとされますが、推奨しているわけではなく、以下のように書かれています。
取得したアフィリエイトタグを書き換えても違反にはなりませんか。
原則、タグの書き換えは推奨しておりませんが、 知識がおありになるのであれば、ご自身の責任の下、 書き換えていただいても特に違反とはしていません。 例えば、アフィリエイトリンクのURLのみを利用しても 成果発生には問題ございません。 ただし、インプレッション数が 正常に計測されない等の問題が起きますので、 できるかぎりそのままご利用いただくことを 推奨しております。
引用元:もしもアフィリエイト 公式
なので、書き換えは大丈夫でも、書き換えた場合の成果発生が起こらないなどの問題があり、知識に自信がある方以外は、そのまま使う方が安全とされています。
アフィリエイトの利用規約は良く読もう! まとめ
それでは、アフィリエイトのリンクの文字の変更がNGとされる理由や、もしもアフィリエイトの場合などの例外をご紹介してみました。
アフィリエイトは広告を出す権利でもあるので、当然広告主の不利益に繋がる行為はNGとされます。
中には、より売れるようにと誇大広告をしたり、勝手に名称を変えたりなどする方がいますが、違反行為なので最悪損害賠償の可能性もあります。
なので、どのASPもそうですが、アフィリエイトの規約はよく読んで、正しく広告を記事に貼るようにしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!