今日は皆さんにHTMLについてお話ししたいと思います。
最近、私の家族で面白い出来事がありました。
74歳の父が「ホームページを作ってみたい」と言い出したんです。
なんでも、趣味のカメラ仲間とネットで情報交換がしたいそうで。
でも、HTMLって何?から始まって、いろいろと質問攻めに。
HTMLって何?
そこで今日は、私が父に説明したHTMLの基礎知識を、分かりやすくお伝えしていきますね。
まず、押さえておきたいポイントをご紹介します。
- HTMLは、ウェブページを作るための特別な言語
- パソコンに特別な指示を出すための「タグ」という記号を使う
- 文章に「見出し」や「段落」などの意味を付ける
- 画像を表示したり、リンクを作ったりできる
- 常に進化を続けている技術
では、具体的に見ていきましょう。
ウェブページを作るための特別な言語
HTMLって、実は私たちの身近にあるんです。
例えば、あなたが毎日見ているニュースサイトや、お買い物サイト。
これらは全部HTMLで作られています。
HTMLは「Hyper Text Markup Language」という英語の頭文字をとった名前なんです。
ちょっと難しそうに聞こえますよね。
私が父に説明したときは、「お手紙に赤ペンで『ここが重要』って印をつけるようなもの」って言ったら、すごく納得してくれました。
HTMLも同じように、文章のどこが見出しで、どこが本文かを指示する「タグ」という印をつけていくんです。
このタグ、実は見たことがあるかもしれません。
例えば、「<p>」とか「</p>」みたいな記号です。
これらが、文章をウェブページとして表示するための指示になるんです。
HTMLの歴史がユニーク
面白いのは、HTMLの歴史です。
1989年に、ティム・バーナーズ・リーという研究者が開発しました。
当時は、研究者同士が情報を共有するためのものだったんです。
それが今では、世界中の人々がウェブサイトを作れるようになりました。
HTMLは、時代とともに進化してきました。
最初のバージョンは、文章とリンクを作れるだけの簡単なものでした。
でも今では、動画を再生したり、音楽を流したり、ゲームまで作れるようになっています。
HTML Living Standardに進化
特に2021年からは「HTML Living Standard」という新しい形に変わりました。
私の44歳の弟は、このHTML Living Standardについて「生き物みたいだね」って言っていました。
確かにその通りで、常に成長し、進化し続けているんです。
HTMLの基本的な使い方
ここで、HTMLの基本的な使い方をいくつか紹介しましょう。
見出しを作りたいときは「<h1>」というタグを使います。
本文は「<p>」、リンクは「<a>」というタグです。
画像を表示したいときは「<img>」というタグを使います。
父は最初、これらのタグを覚えるのは大変そうだと心配していました。
でも、基本的なタグは実はそれほど多くないんです。
少しずつ覚えていけば、誰でも使えるようになります。
最近は、HTMLを手軽に学べるサイトもたくさんあります。
重要な「標準化」
HTMLの世界で特に重要なのが「標準化」です。
WHATWGという組織が中心となって、このルール作りを行っています。
WHATWGって、なんだか難しい名前ですよね。
でも、これはWeb技術を良くしていこうという思いを持った人たちの集まりなんです。
彼らのおかげで、私たちは安心してウェブサイトを作ることができます。
HTMLの未来も、とても楽しみです。
例えば、VR(仮想現実)のコンテンツを簡単に作れるようになったり、より直感的な操作ができるようになったり。
技術の進歩は、まだまだ続いていきそうです。
ウェブページの言語がHTML まとめ
今回、HTMLについてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
最初は難しそうに見えるHTMLですが、基本を理解すれば、意外と親しみやすい技術なんです。
私の父も、少しずつですが、HTMLの勉強を始めています。
「昔は電話とFAXしかなかったけど、今はこんな便利な技術があるなんて素晴らしいねぇ」と、すっかり夢中です。
最後までお読みいただきありがとうございました!