スキレットの手入れに最適な油の種類は？リュウジの万能スキレットはシーズニング不要！

この記事では、スキレットの手入れに使う油についてご紹介します！

一般的なスキレットにはシーズニングが必須ですが
その時に使うオイルによっては逆効果になることも。

となると、シーズニングに最適な油はどれで…
どんなオイルがNGとされるのでしょうか？

特に、オリーブオイルは使うべきと言う方と
絶対にダメと言う方がいるなど分かれるので
その理由もご紹介していきます。

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手入れに最適な油を知りたい方はこの記事をチェックしましょう。

スキレットのシーズニングに使われる油の種類

油はその性質によって大きく3つに分類されます。

具体的には「乾性油」「半乾性油」「不乾性油」です。

油に含まれる不飽和脂肪酸の量が元になっており
不飽和脂肪酸が多いほど、油は乾性に分類されます。

一方、不飽和脂肪酸が少ない油は不乾性になるので
固化しにくいという特徴があります。

シーズニングに適した油は乾性油で
その次に適しているのが半乾性油と言われます。

乾性油にはサラダ油やひまわり油、えごま油などがあり
半乾性油にはコーン油やごま油が含まれます。

一方、不乾性油に含まれるのはオリーブオイルやなたね油です。

オリーブオイルは不乾性油なので
空気中で固化しにくく、シーズニングにはあまり適していません。

これは、オリーブオイルに含まれるオレイン酸が
二重結合を1か所しか持たないためです。

つまり、オリーブオイルは皮膜を形成しにくいんですね。

トレトレ

オリーブオイルがダメと言われる理由も納得です。

対照的に、乾性油に含まれるリノール酸などは二重結合を持ちます。

なので、より強固な皮膜を形成するのに向いています。

結論としては、シーズニングには乾性油が最適です。

オリーブオイルなどの不乾性油は皮膜形成に向いていません。

ただ、乾性油が手元にない場合は
半乾性油でシーズニングを行うのは問題ないようです。

スキレットを初めて使う時
または、再度使用する前に行うシーズニングですが…

これは、鍋の性能を最大限に引き出すための重要なプロセスでもあります。

まず、安全に作業を行うため
高温になることを考える必要があります。

軍手などを使用して火傷を防ぐと同時に
換気も十分に行ってくださいね。

トレトレ

シーズニングは安全確認をお忘れなく。

清掃
鍋を洗剤で洗い、工業用ワックスやシリコンを完全に除去します。
から焼き
鍋を火にかけ、酸化被膜（黒錆）を作ります。
鍋を動かしながら全体を均一に加熱し、約600度まで熱します。
これには家庭用コンロを使用してもよいですが、時間がかかることもあります。
油でコーティング
キッチンペーパーを使い、油を鍋全体に均一に塗ります。
冷却
鍋を一度冷まします。
野菜の炒め
野菜くずを軽く炒めて鉄臭さを消します。
この工程は省略可能です。
再度から焼き
油をキッチンペーパーで拭き取り、再度から焼きを行います